現1年生が2年生に進級する2026年4月から、惺山高校の新コース「スポーツサイエンスコース」が本格的にスタートします。
このコースは文科省DXハイスクール採択校である惺山高校ならではの新しい形のスポーツコース。
各種DX機器を使用して、動作解析や戦術分析などのスポーツパフォーマンス分析を行いプレーヤーとしてのスキルの向上を目指すほか、スポーツを客観的・総合的に捉えることでコーチングスキルを向上させることを目標とします。
現在は体育授業・探究学習・部活動を活用して、スポーツサイエンスコースの立ち上げに向けた機材整備や授業準備にあたっています。
ここで新しく導入した最新のDX機器を紹介します。
①ダートフィッシュ
動作解析やゲーム分析を幅広く行えるスイス生まれのスポーツパフォーマンス分析アプリです。サッカー・バレーボール・バドミントンなど各競技のゲーム分析や、トレーニング中の選手の動作解析に利用しています。
たとえば、トレーニング中の関節角度とバーの軌道を確認して、効率化を図ることができます。
また、試合中の動画を解析し、ゲーム内容を分析することができます。
②ラプソード PRO
ボールの回転数や変化の度合いを数値化できる最新のDX機材。デジタル技術を用いて人の目には見えない情報を正確に数値化します。
野球部ではピッチャーの投球を測定し、球質の向上を目指しています。
前後に付いたカメラとドップラーレーダーでボールの回転数や速度、変化率をモニター。回転効率も即座に表示される優れた機材です。
ipadのモニター画面にわかりやすく表示されます。
③ウェアラブルデバイス
心拍数を測定できるウェアラブルデバイスも導入予定。競技中の心拍データを取って分析することで、高強度の運動に耐えられる能力を身に付けることができます。
惺山高等学校は2026年入試として「コースセレクション入試」を実施します。
この入試は「このコースで学びたい」と強く希望する方を対象とした入試制度で、合格とともに希望するコースの優先選択権+奨学生条件が付与されます。
試験は3分間のプレゼンテーション+面接で、各コースへの適性をアピールしてもらいます。
この入試を受けて、スポーツサイエンスコースで最新のDX機器を使用した分析を学んでみませんか?
みなさんの挑戦をお待ちしています。
コースセレクション入試の詳細はサマチャレ!にてご案内します。